餅屋和平のつきたてニュース!

三代目餅屋和平】日本の美しい秋を満喫!歴史と文化、そして和菓子を楽しむ過ごし方
10月に入ると涼しくなり、やっと秋の訪れを感じることができましたね。 秋といえば、皆様はどんな風景を思い浮かべますか? 澄んだ青空、色づく紅葉、そして旬の味覚など。 日本には、この季節ならではの楽しみ方が溢れています。 今回は、日本の秋の魅力と過ごし方をご紹介します。 日本の秋の気候:過ごしやすい季節の始まり 日本の秋は、一般的に9月から11月頃を指し、気候が大きく変化するのが特徴です。 9月(初秋) まだ残暑が厳しく、雨が多い時期ですが、暦上では、お盆を過ぎると朝晩は涼しくなり始めます。 空が高く澄み渡る日が増え、「天高く馬肥ゆる秋」を感じさせます。 10月(仲秋) 最も過ごしやすい季節です。湿度が下がり、晴天の日が多くなります。 行楽シーズンとなり、気温も安定しているため、旅行やアウトドアに最適です。 小学校などでは運動会の季節ではないでしょうか。 11月(晩秋) 紅葉が平地まで広がり、一気に寒さが増します。 冬の準備が始まる時期ですが、美しい紅葉狩りを楽しめる最後のチャンスでもあります。 この過ごしやすい安定した気候こそが、日本人が秋を特別に感じる大きな理由の一つです。 日本の歴史文化感じる秋祭り 秋は収穫に感謝する季節であり、各地で伝統的なお祭りが開催されます。 歴史や文化を深く感じられる、代表的な秋祭りをご紹介します。 ①長崎くんち(長崎県) 異国情緒あふれる長崎ならではのユニークな祭りで、龍踊り(じゃおどり)など、ダイナミックな奉納踊りが有名です。 ②岸和田だんじり祭(大阪府) 迫力ある「だんじり」(山車)が、勢いよく街中を駆け抜ける祭りで、観客を熱狂させます。 ③川越まつり(埼玉県) 「小江戸」川越の街を、精巧な人形を乗せた山車が巡行します。夜の「曳っかわせ(ひっかわせ)」は特に幻想的です。 ④時代祭(京都府) 平安遷都の日に開催され、明治維新から平安時代までを遡る各時代の衣装をまとった行列が京の都を練り歩きます。 ⑤秋の高山祭(岐阜県)...

三代目餅屋和平】三代目餅屋和平がこだわる南アルプス天然水の秘密|和菓子の命は「水」にあり
和菓子の美味しさを決定づけると言っても過言ではないのが、「水」です。 私たち三代目餅屋和平の作るお餅やスイーツが持つ、あの格別な風味と食感は、どこから生まれてくるのか。 今回は、当店の美味しさの秘密である「南アルプスの天然水」へのこだわりをご紹介します。 お餅の味を引き立てる水 お餅作りは、非常に奥深いものです。 使用するもち米や砂糖、その他の原材料は同じでも、仕込みに使う水を変えるだけで、出来上がりの味や食感は驚くほど違ってしまいます。 風味への影響 良い水はお米の持つ甘みや香りを引き出し、雑味のないすっきりとした風味に仕上げます。 逆に、水に不純物が多いと、素材本来の味が隠れてしまいます。 食感への影響 お餅の「もちもち感」や「なめらかさ」は、水がもち米のデンプン質を変化させる過程で大きく左右されます。 清らかでミネラルバランスの良い水を使うことで、理想的な食感が生まれます。 そもそも南アルプスとは? 三代目餅屋和平が使用する水の源である南アルプス(赤石山脈)は、静岡、山梨、長野の三県にまたがる、日本でも有数の雄大な山脈です。なぜこの地域の水が特別なのでしょうか。 ①巨大な天然のダム 標高3,000m級の山々が連なる南アルプスは、豊かな積雪と降雨を蓄える巨大な天然のダムの役割を果たしています。 この豊富な水源が、山麓に住む人々の生活と、農作物、そして和菓子の命を支えています。 ②花崗岩が磨く清らかな水 山肌に降り注いだ水は、地中深くにある硬い花崗岩層を長い年月をかけてゆっくりと浸透します。 この岩盤が天然のフィルターとなり、水をろ過するだけでなく、和菓子の繊細な味を邪魔しない適度なミネラル分だけを水に溶け込ませます。 ③日本有数の「水の山」 この自然の恵みにより、南アルプスはミネラルウォーターの採水地として日本でも特に有名です。 その清らかさと品質は、多くの食品や飲料メーカーに認められています。 三台目餅屋和平の使用する南アルプス天然水の特徴とは? ①適度なミネラルバランス 濾過される過程で、岩盤から適度なミネラルを溶かし込みます。 このミネラルバランスが、和菓子の素材であるもち米や小豆の旨味を最大限に引き出す要因となります。 ②自社井戸による新鮮な湧水 当店の工房がある山梨県昭和町は、まさにこの南アルプス水系の恩恵を受ける「湧水の里」として知られており、私たちは、この地に自社井戸を設けて、豊かに湧き出る新鮮な天然水を、仕込みから仕上げまですべての工程で使用しています。 天然水がもたらす効果...

【三代目餅屋和平】甲府からすぐ!週末観光は山梨・中巨摩郡で、ご当地グルメや観光地を巡る1日コー...
週末どこに行こうか迷っていませんか? 山梨県の県都・甲府市に隣接する中巨摩郡は、豊かな自然と、地元に根付いた歴史、そして美味しいグルメが楽しめる、欲張りな週末旅に最適な場所です。 今回は、甲府駅からのアクセスも便利な中巨摩郡の魅力をギュッと詰め込んだ1日モデルコースをご紹介します。 中巨摩郡観光の魅力とは? 中巨摩郡は、甲府盆地の西部に位置し、昭和町と中央市で構成されています。 甲府市街地から車や電車で短時間でアクセスでき、自然と都市の利便性が合わさった魅力を持っています。 地元に根付く歴史と文化に触れる 武田信玄ゆかりの史跡や古いお寺が点在しており、歴史ロマンを感じる散策が楽しめます。 静かな場所で心穏やかな時間を過ごせます。 山梨の旬の味覚をグルメで満喫 桃やぶどうなどの果物、新鮮な野菜の栽培が盛んな地域です。 季節ごとの味覚狩りや、地元の食材を活かしたグルメも旅の大きな楽しみです。 都心からのアクセス良好で週末旅行に最適 JR中央線特急で新宿から甲府駅まで約90分。 甲府駅からは車や公共交通機関を利用してすぐにアクセスできるため、移動の負担が少ないのが魅力です。 欲張り1日コース:中巨摩郡の歴史と老舗の味を満喫する旅 甲府駅周辺からスタートし、中巨摩郡の魅力を余すことなく満喫できる、充実の1日モデルコースです。 甲府駅を起点とした日程を時間・目的地・詳細の3列で表示した表です。 時間 目的地 / 活動 詳細 9:30〜10:30 甲府駅周辺 出発 レンタカーやタクシーで中巨摩郡へ移動。最初の目的地である歴史スポットへ向かいます。 11:00〜12:00 妙福寺・義清神社で歴史散策 地元に根付く古いお寺や神社を巡り、歴史ロマンを感じます。...

【三代目餅屋和平】2025年のお月見はいつ?月見団子の由来は?
2025年のお月見はいつ? お月見といえば「十五夜」。 旧暦の8月15日の夜を指しますが、新暦では毎年日付が変わります。 2025年の十五夜は、10月6日(月)です。 また、十五夜の約1ヶ月後には、日本独自の風習である「十三夜(じゅうさんや)」があります。 十五夜と十三夜の両方を見てこそ、本当にお月見を楽しんだことになると言われており、 十三夜は「栗名月」「豆名月」とも呼ばれています。 月見団子をお供えする意味と由来 お月見に欠かせないお供え物といえば、月見団子です。 どうして団子をお供えするようになったのでしょうか? 月見団子は、お米の粉で作られた団子を満月に見立てて、その年の収穫に感謝し、翌年の豊作を祈願したのが始まりです。 当時は、月が信仰の対象であり、月の神様に収穫の感謝を伝えるための大切な儀式でした。 お供えした月見団子は、お月見をした後にいただくのが古くからの習わしです。 団子を食べることで、月の神様の力を分けてもらい、健康や幸せを得られると信じられていました。 月見団子は地域によって形が違う? 地域によって月見団子の形や数が異なります。 特に、関西と関東では、その違いが顕著に見られます。 関東の月見団子 関東の月見団子は、白くて丸い形が特徴です。 これは、満月を象徴しており、月に見立てたお団子を15個積み重ねてお供えします。 関西の月見団子 一方、関西の月見団子は、里芋のような細長い形をしています。 これは、収穫を感謝するお祭りにふさわしいように、里芋をかたどったとされています。 また、白い団子に餡を巻いたものや、きな粉をまぶしたものも見られます。 このように、地域によって団子の形が違う背景には、その土地ならではの文化や収穫物が深く関わっているのです。 お月見団子を食べるタイミング お月見団子は、ただお供えするだけでなく、お月見が終わった後に家族みんなでいただくことで、さらに深い意味を持ちます。 これは「直会(なおらい)」という、神様へお供えしたものをいただくことで、ご利益を授かるという日本の伝統的な風習です。 お月見団子を味わうことで、満月のパワーを体内に取り込み、健康や長寿を願うという昔の人の知恵が込められています。 月を眺めながら、家族や友人と一緒にいただく団子の味は、きっと格別なものになるでしょう。...

手土産で差をつける|知っておきたい基本マナーと喜ばれる品選びのコツ
「この間はありがとう、これ、よかったら…」「つまらないものですが…」 ご友人や取引先、義実家など、誰かの家を訪問する際に欠かせないのが「手土産」です。 心を込めて選んだ手土産は、相手への感謝や敬意を伝え、その場の空気を和ませる大切な役割を担います。 しかし、一歩間違えると、かえって相手に気を使わせたり、失礼にあたったりすることも。 この記事では、大人として知っておきたい手土産の基本マナーから、相手に心から喜んでもらえる品選びのコツまで、詳しく解説します。 これから手土産を用意する方も、すでに何度も経験されている方も、ぜひ改めて一緒に学んでいきましょう。 手土産の基本マナー:知っておくべき3つのこと 手土産を渡す際、誰もが知っておくべき基本的なマナーがあります。 これを押さえるだけで、あなたの印象はグッと良くなります。 1. 渡すタイミング 手土産は、訪問してすぐに渡すのがマナーだと考えている人も多いのではないでしょうか? しかし、玄関先で渡すと、相手は荷物を抱えたまま対応することになり、かえって迷惑をかけてしまいます。 正しいタイミングは、玄関での挨拶を済ませ、部屋に通されてから、 改めて「本日はお招きいただきありがとうございます」などの言葉を添えて渡します。 ただし、生ものやケーキなど、冷蔵が必要なものや形が崩れやすいもの、すぐに渡したほうが良いと判断できる場合は、この限りではありません。 その際は、「冷蔵が必要なものですので、すぐに失礼します」などと一言添えて渡すと丁寧な印象になります。 2. 添える言葉 手土産を渡す際に、「つまらないものですが…」という言葉は、かつて謙遜の言葉として使われていましたが、現在では相手が不快に思うこともあるため、避けるのが無難です。 ・NGな言葉→「つまらないものですが」「大したものではありませんが」 ・OKな言葉→ 「心ばかりのものですが」「〇〇様がお好きだと伺いましたので」「皆さまで召し上がってください」 これらの言葉は、あなたの心遣いを伝えるだけでなく、相手の負担にならないよう配慮していることを示しています。 3. 紙袋から出す 実は、手土産を紙袋に入れたまま渡すのは、実はマナー違反です。 紙袋はあくまで持ち運び用と考え、渡す際には必ず紙袋から出して渡しましょう。 正しい渡し方は、相手に品物が正面を向くようにし、両手で丁寧に渡します。...