
手土産で差をつける|知っておきたい基本マナーと喜ばれる品選びのコツ
「この間はありがとう、これ、よかったら…」「つまらないものですが…」
ご友人や取引先、義実家など、誰かの家を訪問する際に欠かせないのが「手土産」です。
心を込めて選んだ手土産は、相手への感謝や敬意を伝え、その場の空気を和ませる大切な役割を担います。
しかし、一歩間違えると、かえって相手に気を使わせたり、失礼にあたったりすることも。
この記事では、大人として知っておきたい手土産の基本マナーから、相手に心から喜んでもらえる品選びのコツまで、詳しく解説します。
これから手土産を用意する方も、すでに何度も経験されている方も、ぜひ改めて一緒に学んでいきましょう。
手土産の基本マナー:知っておくべき3つのこと
手土産を渡す際、誰もが知っておくべき基本的なマナーがあります。
これを押さえるだけで、あなたの印象はグッと良くなります。
1. 渡すタイミング
手土産は、訪問してすぐに渡すのがマナーだと考えている人も多いのではないでしょうか?
しかし、玄関先で渡すと、相手は荷物を抱えたまま対応することになり、かえって迷惑をかけてしまいます。
正しいタイミングは、玄関での挨拶を済ませ、部屋に通されてから、
改めて「本日はお招きいただきありがとうございます」などの言葉を添えて渡します。
ただし、生ものやケーキなど、冷蔵が必要なものや形が崩れやすいもの、すぐに渡したほうが良いと判断できる場合は、この限りではありません。
その際は、「冷蔵が必要なものですので、すぐに失礼します」などと一言添えて渡すと丁寧な印象になります。
2. 添える言葉
手土産を渡す際に、「つまらないものですが…」という言葉は、かつて謙遜の言葉として使われていましたが、現在では相手が不快に思うこともあるため、避けるのが無難です。
・NGな言葉→「つまらないものですが」「大したものではありませんが」
・OKな言葉→ 「心ばかりのものですが」「〇〇様がお好きだと伺いましたので」「皆さまで召し上がってください」
これらの言葉は、あなたの心遣いを伝えるだけでなく、相手の負担にならないよう配慮していることを示しています。
3. 紙袋から出す
実は、手土産を紙袋に入れたまま渡すのは、実はマナー違反です。
紙袋はあくまで持ち運び用と考え、渡す際には必ず紙袋から出して渡しましょう。
正しい渡し方は、相手に品物が正面を向くようにし、両手で丁寧に渡します。
ただし、品物が大きすぎて手で持ちきれない場合や、紙袋のデザインが手土産の一部になっている場合は、紙袋のまま渡しても問題ありません。
相手に心から喜ばれる手土産選びのコツ
マナーを守ることはもちろん大切ですが、一番重要なのは「相手が心から喜んでくれる品物」を選ぶことです。
相手の心に響く品物を選ぶためのコツを見ていきましょう!
相手が普段買わないような、少し特別なものを!
日常生活で手にするものは便利ですが、贈り物としては少し物足りなく感じることも。。。
例えば、日常使いできるものでも、少し上質なものを贈ることで、より喜ばれます。
話題性のあるお店の限定品や、その土地ならではの特産品も喜ばれるでしょう。
食べ物を贈る際の注意点を知る
・アレルギー: 相手やご家族に食物アレルギーがないか、事前に確認しておきましょう。
・賞味期限: 相手がすぐに食べられる状況かを確認してから渡すようにしましょう。
シーン別!手土産の相場と選び方のポイント
手土産は、シーンによって相場や選び方のポイントが異なります。
1. 親しい友人や知人宅への訪問の場合
相場:1,000円〜3,000円
【ポイント】
相手の好みを把握している場合は、それに合わせた品物を選びましょう。
また、話題性のあるお店のお菓子や、SNSで話題になっている品物も喜ばれます。
2. 義実家への訪問の場合
相場:3,000円〜5,000円
【ポイント】
ご両親や親戚の好み、家族構成を考慮して選びましょう。
日持ちのするものや、個包装になっているものがおすすめです。
3. ビジネスシーンでの手土産の場合
相場:3,000円〜10,000円
【ポイント】
相手の会社の人数を考慮し、全員に行き渡るような個包装のものが良いでしょう。
また、持ち運びしやすいものや、日持ちのするものを選ぶのがマナーです。
手土産には三代目餅屋和平のギフトを
手土産選びに悩んでいる方へは、当店三代目餅屋和平のギフトをおすすめします。
創業以来、伝統の製法と素材にこだわり続けており、見た目もこだわっています。
また個包装になっている商品が多いので、幅広い世代の方に喜んでいただけます。
一升餅などのお祝い事に特化した商品もございますので、人生の節目を彩る贈り物としても最適です。
三代目餅屋和平のオンラインストアでは、様々な種類の和菓子を取り扱っていますので、
相手の好みに合わせて選ぶことができます。
ぜひ一度、大切な方への手土産を探してみてください。
まとめ
手土産は、あなたの心遣いや相手を想う気持ちを伝えるための大切なツールです。
この記事で紹介したマナーや品選びのコツを参考に、あなたが選んだ手土産が、相手に心から喜ばれ、素敵なコミュニケーションのきっかけとなることを願っています。
三代目餅屋和平
所在地:〒409-3851 山梨県中巨摩郡昭和町河西1053-1
営業時間:10:00〜17:00
定休日:土・日・祝日
オンラインショップ:https://mochiya-wahei.co.jp/collections/all