お餅は冷凍保存が良い?最後まで「つきたて」を味わう解凍のコツを山梨県中巨摩郡の和菓子専門店が伝授します
お餅をたくさん買ったけれど、「いつの間にかカビが生えてしまった」「乾燥してヒビだらけになった」という経験はありませんか?
山梨県中巨摩郡でお餅を作り続けてきた私たち三代目餅屋和平のもとにも、
「せっかくのお餅を長持ちさせるにはどうすればいいの?」というご相談が寄せられることがあります。
実はお餅の保存において、冷凍保存は「正しく行えば」最高の手段です。
今回は、つきたての風味を逃さない冷凍法と、ふっくら戻す解凍方法についてご紹介します。
なぜお餅に「冷凍」がおすすめなのか?カビと乾燥を防ぐメリット

お餅は水分が多く、栄養価も高いため、非常にカビが生えやすい食品です。
冷蔵庫に入れておけば安心と思われがちですが、冷蔵庫内は乾燥が激しく、数日で表面がひび割れてしまいます。
ひび割れたお餅は焼いた時に中身が溶け出しやすく、本来のコシや香りが損なわれてしまいます。
そこで推奨したいのが「冷凍保存」です。
マイナス18度以下の冷凍環境では、カビの増殖をほぼ完全に抑えることができます。
さらに、適切に密封して冷凍することで、お餅の内部にある水分を閉じ込めることが可能です。
寒暖差ある気候の中でも、古くからお餅を冬の備蓄食としてきた知恵が、
現代の冷凍技術と組み合わさることで、さらに美味しく進化しています。
h2: 専門店が伝授!お餅を美味しく冷凍する3つのステップ
ただ冷凍庫に入れるだけでは、「冷凍焼け」による酸化や乾燥を招きます。
推奨する、美味しさをキープするためのステップをご紹介します。
1. ひとつずつ「ぴっちり」ラップをする
お餅を裸のまま冷凍するのは厳禁です。一つずつ丁寧にラップで包みましょう。
この時、空気を抜くようにぴっちりと密着させるのがポイントです。
空気に触れる面積を減らすことで、酸化と乾燥を防ぎます。
2. フリーザーバッグで「二重ガード」
ラップをしたお餅を、さらにジッパー付きの冷凍用保存袋に入れます。
ここでも、袋の中の空気をしっかり抜いてから閉じましょう。
3. 急速冷凍で鮮度を閉じ込める
可能であれば、アルミトレイの上に載せて冷凍庫へ入れましょう。
熱伝導率の良いアルミが素早くお餅の温度を下げることで、お米の組織の破壊を最小限に抑え、解凍後の「伸び」や「コシ」が劇的に良くなります。
【検証】冷凍餅を「つきたて」に戻す!失敗しない解凍のコツ

「冷凍したお餅は、焼くと中が冷たかったり、逆にドロドロになったりする」という悩み。
実は解凍方法一つで解決します。
一番のおすすめは「冷蔵庫で自然解凍」 食べる半日前(5〜6時間前)に冷凍庫から冷蔵庫へ移しておきましょう。
ゆっくりと解凍することで、水分がお餅の組織に再吸収され、つきたてに近い質感に戻ります。
解凍後は、通常のお餅と同じように焼いて召し上がれます。
時短なら「電子レンジ+少量のお水」 お餅を耐熱皿に載せ、表面を軽く水で濡らしてからラップをして加熱します。
500Wで30〜50秒が目安ですが、「半分くらい柔らかくなった」ところで止めるのがコツです。
余熱で中心まで柔らかくすることで、ドロドロになるのを防げます。
山梨・甲府の清らかな水が育む、三代目餅屋和平の「お餅」

保存の手間を少しでも省き、かつ最高鮮度のお餅を楽しみたい方には、私たちが作る「ほっぺた餅」がおすすめです。
山梨県甲府市は、周囲を豊かな山々に囲まれ、南アルプス水系の清らかな伏流水に恵まれた土地です。
三代目餅屋和平では、この美しい水と、厳選されたもち米を使い、お餅を作っています。
私たちの作るお餅は、つきたての鮮度をそのまま閉じ込めているため、常温でも一定期間保存が可能です。
さらに、そのまま冷凍庫へ入れれば、個別にラップする手間もなく、完璧な密封状態で保存いただけます。
ご家庭用はもちろん、山梨のお土産としても大変喜ばれています。
→ ほっぺた餅 大粒ピーナッツとゴマと青のり (8 個入り)
まとめ:賢い保存法で、最後の一切れまで豊かな風味を
お餅は、ハレの日を彩る特別な食べ物です。
「カビと乾燥を防ぐために、早めに冷凍する。」
「ラップと保存袋で空気を遮断する。」
「自然解凍を基本に、優しく熱を加える。」
この3点を守るだけで、保存期間は約1ヶ月まで延び、美味しさもキープできます。
山梨県でお餅と向き合い続けてきた三代目餅屋和平。
私たちのこだわりが詰まったお餅を、ぜひ一番美味しい状態で楽しんでください。